チック症にお悩みのお子様やご家族の皆様へ…

大宮さいたま市の漢方相談専門!いわい薬局です!

今日は当店のお客さまの症例をご紹介します。

7歳 男の子 127cm 26kg 疾患名「チック症」

5歳の頃より“咳払い”をし始め、発表会を機に症状が悪化するようになる。特に両腕や体に突然力が入る動作を繰り返すようになったようだ。

6歳の時に病院にて脳波の検査をしたところ、特に異常は見られなかったが、普段の症状から「チック症」と診断を受ける。ただし、診断中は決まって症状が出ない為、“症状は軽い”と判断され服薬は無し。様子を見るように指示される。

その後も3ケ月ペースで症状が変わり、現在では首振り・眼球上転・全身に力が入る・咳払いなどを繰り返している。

学校で我慢をすると、その分家では症状が出てしまうようだ。

問診の結果、当店でチック症に頻用している漢方薬を中心に体質に合わせお薬を一ヶ月分ご提案。

まだ飲み始めの為大きな変化はないようですが、ご本人は前向きに服薬を続けてくれているようです。良い結果につながる事を祈っています。

当店では近年チックやトゥレット症候群のご相談が増えています。ご本人のストレスは当然ですが、加えてご家族の不安や心配も大きく、配慮する必要があるようです。

これらの不調は親の育て方や家庭環境が影響するものではありません。当店のご相談者様の多くは温かなご家庭でお子様に愛を注いで育ててこられたご家族が殆どです。(これらのストレスがある場合は無関係ではないこともあります)

ただし、食生活の改善や生活習慣の変化など、修正できる部分がある場合もありますので、服薬に加え可能な範囲で親御様にもご協力いただくお願いをしています。

今回のご相談者様にも、食事面(ミネラル補給や体を冷やす食材への偏り)の改善を中心にアドバイスさせていただきました。

気になる点は何でもご相談ください。