大宮さいたま市の漢方相談専門!いわい薬局です!今日は当店のお客さまの症例をご紹介します。

5歳 男の子
二歳の頃からまばたきに力が入る「チック症状」が見られました。

幼稚園に入ると、普段は問題なく生活できていたものの、発表会や運動会など、人前で緊張するイベントの前後には症状が出やすくなります。

まばたき以外に咳払い・手や足が落ち着かない症状・ンッンッと声が出てしまう(音声チック)・自分の意図しない場面でジャンプをしてしまうなどの症状が出ることが気になります。

一部の症状は本人も自覚がある様で、コントロールの効かない自分の体の変化にストレスを感じているためか?イライラすることや眠りも浅い傾向がある様でご家族も心配されています。

来年から小学校へ上がることもあり、今から体の対策をとのことでご相談に来られました。

チック症状は自律神経(交感神経)の過緊張がもたらす変調であり、小さなお子様~成人まで、幅広くお困りの方が多いご不調です。漢方では「肝」の高ぶりが自律神経や筋肉の緊張に関わっていると考えることが多く、内臓の正常化からアプローチしていきます。

今回のケースでもご不調に合わせた漢方薬を一種類選択し、お飲みいただくことにしました。(煎じ薬、粉薬、錠剤などの選択肢がありましたが、今回は粉薬でのご提案)

まずは二週間、様子と見ていただくことになりました。今後の変化を期待します。