体調も回復し、人生が大きく動き出しました!

 

さいたま市大宮の漢方相談専門!いわい薬局です!

 

今日は病名がつかない「不定愁訴」の症例です。

 

20代女性 学生

 

不定愁訴は「ふていしゅうそ」と読み、身体への明らかな異常が無いにも関わらず、さまざまな症状を訴える状態を指す医療用語です。

 

2年ほど前から家庭環境のストレスからか?体に様々な不調が現れるようになりました。

 

不安と緊張、めまい、顔と体の火照り(ときに発熱)、発汗、頭痛、動悸、吐き気、瞼の痙攣、、生理痛など…様々な不調を日替わりで感じます。

 

複数の病院で検査を受けましたが、どの先生からもハッキリとした原因はわからず、ストレス性の症状との診断がありました。

 

一時はめまい薬や頭痛薬、吐き気止めなども試しましたが、大きな変化には至りません。

 

一人で出歩くことにも不安を感じます。特に天気が悪い日、生理前、朝は体調が悪く、学校にも何とか通っている状況です。

 

なお、病院では漢方薬として、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)も処方され、数か月飲みましたが効果はなし。

 

今回は粉薬での対応が適当と判断(当店には粉薬以外にも煎じ薬や錠剤・丸剤・液剤など、幅広い選択肢がございます)、症状の軽減へ向けたアドバイス(適度な運動とストレッチ、カフェインを控えることetc)も併せてご提案させていただきました。

 

服薬2週間後…

気になっていた不調が軽減され、ここ数年で一番調子が良いと実感している。

 

服薬1か月後…

めまいや吐き気はほぼゼロになった。ここまで早く効果が出ると思っておらず驚いている。

 

服薬2か月後…

以前に比べ気持ちも前向きになっていると感じる。学校にも休まず通えている。ただし、まだ不安感はゼロにならない。人前だと必要以上に緊張してしまう。

 

その後も体調を確認しながらお薬を調整→

 

服薬から半年が経過する頃、急遽海外へ留学することが決まり、親元を離れて生活することになったとご報告を頂きました。数か月前の状況を考えれば喜ばしいことではありますので、海外でも安心して過ごせるよう二人で対策を考えました。

 

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先日久しぶりに「無事に帰国しました!海外でも問題なく過ごせたので助かりました!」との嬉しいご連絡あり。僅か数か月ではありますが、お客様の人生が大きく動き出した瞬間に立ち会うことができました。

 

今後は減薬のタイミングも考えながら、引き続きサポートさせていただければと思います。