20代後半 女性
こんにちは!
今日の患者さんは、病院で「うつ病」と診断されたお客様のご紹介です。
学生の頃より気分の浮き沈みが激しく、自律神経の乱れに悩まされてきました。
病院にも数年間通っており、うつ病の診断を受けています。抗うつ剤と睡眠薬を服用中。
一時期は症状も安定し、大学も無事に卒業。しかし、就職先の業務の忙しさや人間関係にストレスを感じてしまい徐々に症状が再燃。2年前より家にこもりがちになり、仕事にも行けなくなってしまいました。
初めてご相談いただいたときには、特に不安感が強く、夜になると涙が出ることもしばしば。また、背中の冷え、頭からの汗、不眠、頭痛など様々な症状がありました。
問診の結果、自律神経の調整をする漢方薬を中心にご提案。また、養生の一環として小魚や海藻などのミネラル補給を意識していただく事をアドバイスさせていただきました。
2週間後
不安感は依然とありますが、“眠りの質”に変化が現れます。数年ぶりにスッキリ眠れる日が増えたようです。
1ヶ月後
不安感が以前よりも薄れています。各種症状も改善傾向。気分の良い日が増えていることを実感できているようです。
2ヶ月後
不調は薄れているものの、やや一進一退の状態。ただし、ご本人より「仕事に復帰したい」との希望がでてきまます。
3ケ月後
不安感もゼロではないが、徐々に仕事復帰に向けて外出を増やし練習中。夜に涙が出ることは全く無くなったと笑顔が増えました。
本格的なお仕事復帰へ向けて、現在もお薬を続けていただいています。抗うつ剤と睡眠薬も今は服用中ですが、今後は少しづつ減らす方向性を検討できればと思います。
(お薬代:1ヶ月で約21,000円)
長年のうつ病による不安感
- 更新日:
- 公開日: